IZAの思い出2 | |||||
埼玉県入間郡毛呂山町 桂木観音 海抜300mの境内を目指してのぼっていく 当時で樹齢千年を越すであろうと思われる大杉から作られた千手観音が安置されている観音堂。昔の人の言い伝えによると岩殿山の観音が同じときに同じ樹で作られたという。 養老三年(719年)その頃東国行脚をしていた行基という高僧がこの山を訪れると観世音が現れたというのが由来。遠くの地まで評判が広がり七堂伽藍が建立されたというが、線数百年のときを経てその隆盛は見る影もない。 しかしそれがかえって静かなたたずまいを味わわせてくれる。 境内に到着した頃はまだ曇っていたが帰るころになると雲がひいて青空に。 ここから背後に一キロで大高取山という道しるべがあり、 山岳ストックをもったハイカーたちが何人か降りてきていた。 仁王門前の鐘楼、階段を降りてゆく人のひとりが突いていたので私もそっとついてみた。 低い余韻があたりに響いて心地よいときをしばし楽しむ。 地蔵尊堂の鈴で記念撮影…。 その昔紫の雲がかかったというその場所は階段を降りてゆく頃にはすっかり晴れ上がった。 見下ろすとハイカーたちが昼ごはんの最中だった。 近くで見ると食べているのはカップめん…。 気まぐれの埼玉散策日記にお付き合いありがとうございました。
by mari_tensinonamid
| 2009-09-28 18:28
| 寺社
| |||||
ファン申請 |
||